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アメリカからの訪問者

やっとご来店

ハワイから代替え用のエラック40Hを

携えて。そう故障していた40Hとここで交換

新品同然にレストアされた40Hを当分つかってくれと

いうのでありがたく好意にゆだねる事にした

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「これお土産ね」

おーーー渡されたのは

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赤いボディのADC-3

金色のADC-1は私の1958年製

ADC-3は1960年代に入ってからの製造。

ADC社は、XLMをはじめとする独自の発電方式「IM」型で有名なメーカーですが、

ステレオ黎明期の初期から軽針圧カートリッジの開発に力を注いでおり、

1号機となるADC-1(1958)の発表時点で既に針圧0.75gからトレースするという

驚異的なカートリッジを製造していました。

(そのころSHUREやELACは少なくとも3g以上の重針圧が必要でした)


しかし

今なお、実質1g以下の針圧に完全に対応できるトーンアームが

ほとんど存在していないことから考えても、

1960年代当時ADC-1を最高の状態で使用することは物理的に難しかったため

改良を重ねて、

針圧を掛けられる上にADC-1と同じポテンシャルをもったカートリッジとして

真っ赤なボディに生まれ変わったADC-3が発売されたんです。

〔一部引用〕

音は

あ~しびれるなあ・・なんだこれ

ADC-1とは違うキラメキが・・

ついでに

手に入ったらもってきておくれ~と

依頼していたピッカリングPICKERING初期 V-15用の

オリジナルモノラル交換針を数本とステレオ針数本

オリジナルは個人所有のものをゆずってもらってきたらしい

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おいおい・・こんなに針あつめてどうすんの

あは・・私はこれで針は終わり

もう機材に金は掛けない為

一生使い続けられるぐらいは

所持しておかないとね



彼の話だと、オルトフォンのSPUを日本人は

高級と思っているそうだけど

そんな事はないそうな。

まっ銘柄に弱い日本人の・・偶像崇拝みたいなもんだなーと

このピッカリングさえ使い切っている人なんてそうそういないよ

と笑い飛ばす

無論、調整等々は全て彼がやってくれた。

私には出来ないもの・・笑

その技術者の兄もご同行したんだけど

劇場用のモノラル用スピーカーをよく観察

50年前に見たことあると・・

たしかにビクターが当時、映画館用に

特注していた箱だと「ほぼ断定」

でも、やはりスピーカーは劇場用だけに

声はいいんだけど・・中位のボンヤリ感がなあ・・

と、しばし試聴

弟の技術者は

いやいや、この音だよ。これが当時の音なんだ

別に今の音に無理やり治す必要はない

と断言。まあここで意見がわかれるんだけど

私はこのままでいいかなー

兄が・・

マスター・・Western Electric24Gの単線もってたよね

おもむろに箱をあけて

中の配線を交換。

はやっ・・

又、試聴

あっなるほど・・しっかりした音になった。

ありがとう。


これから弟のほうは又、日本のあちこちのジャズ喫茶に

足を運ぶらしい

「私感なんだけど、マスター・・ここの音は

私の聴いた限り、ジャズ喫茶の中でも割合良い音だよ」

あらら・・嬉しい限りです。


全国のジャズ喫茶やバーを渡りあるっている人だし

耳は確実。そんな人から色んなジャズ喫茶の音についてレクチャー

これ以上はいえませんが

金かけているシステムほどくだらない音をだしている

つかいきっていないし、メーカー崇拝すぎて

着いて行けないとも言ってた。

そんなもんだわな


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日本の櫻は綺麗だな

日本の女性もね・・



にやりと笑って

お帰りあそばせた
by baberonia | 2014-04-11 23:02 | Comments(0)
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